ハハしごと

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アンダーセン多胡実吉子さん

商社などに勤務した後、独立。人気デンマークブランド数社の日本における販売総代理店として、子ども服の小売(実店舗・ネットショップ)、卸売をする「こどまーく株式会社」代表取締役。
こどまーく代表取締役
アンダーセン多胡実吉子 vol.1
warahahazu
北欧デンマークのかわいい子ども服を取り扱っているアンダーセン多胡さん。今年はリニューアルした銀座三越に初の実店舗がオープンし、北欧のかわいい子ども服が浸透しつつあるこどまーくの代表取締役です。お名前の通りデンマーク人のダンナ様との間にかわいいお嬢様が二人。5歳と2歳を抱えてのお仕事と育児とは?

————初めての直営店が銀座三越にオープンしましたね!

アンダーセン多胡美吉子さん(以下、多胡)  こどまーくを立ち上げた時から、銀座三越にお洋服を取り扱っていただくのが夢だったので、とてもうれしいですね。
私の母が銀座三越が開催する北欧展が大好きで、いつも行っていたのです。そして会社設立後は、「こどまーくのお洋服も北欧展で紹介していただけたらいいね」と言われていました。


———では、自分からアプローチして銀座三越に出店することに?

多胡   たまたま初めて展示会をやった時に三越のバイヤーさんもいらして「銀座三越の北欧展に出たいのです」と話したら、「あれは4年に一回くらいしか開催しませんよ」と言われてしまいまして(笑) それでも、私達のお洋服をご覧頂きたく、毎年展示会のお知らせは出していたところ、名古屋三越限定ショップ、そして今回銀座店のリニューアルで「一号店を出しませんか?」とお誘いを頂きました。本当にラッキーなことだなと思います。


———こどまーく設立のきっかけを教えてください。

多胡  東京で同じ会社に勤務していたデンマーク人の夫と2002年に結婚したのですが、その前からデンマークを訪れるたびに、可愛い子ども服が増えていくなあと感じていました。2005年に長女を出産し、仕事を離れていたとき、居ても立ってもいられなくなるほど、デンマークの子ども服を、日本に紹介したい!と強く思い始めたのです。最初は、趣味の延長程度のネットショップを立ち上げるつもりで、取扱ブランドを選び、洋服を買い付けました。
2007年に会社を設立して、ネットショップで販売を始めましたが、全ての取扱ブランドが、日本初上陸、イコール日本での知名度がゼロだったので、検索で来てくれる方もなかなかいなくて……。やっぱり、一からブランディングをする必要があると悟り、サンプルリースなどを始めてから、ぽつぽつと雑誌に載るようになり、ゆっくりと認知度があがってきたという感じです。


————なんだかとても自然な流れですね。

多胡  そうですね。少し経つと、これもまた自然な流れなのですが、デンマークの取扱ブランドとの代理店契約などの話が出てきます。私が選んだブランドは、もちろん愛しているので、日本の総代理店として契約を結んで、頑張りましょうということになりました。
でも、総代理店になると、やはり責任も出て来て、ネットショップだけではなくて、卸業のほうの活動もスタートさせなくてはならなくなるのです。ネットの小売と卸業は全く異なる、しかもどちらも時間や手間のかかるビジネスなので、てんてこまいとなり、趣味の延長だったはずが、どんどん大きくなってきてしまった、という感じです。


———現在、5歳と2歳の娘さんがいる多胡さん、子育ては英語でやっているのですか?

多胡  ふたりとも、インターナショナルスクールに通っています。夫婦の共通語は英語ですが、私は子どもには、基本的に日本語でしか話さないことにしていて、パパはデンマーク語でしか話しません。2歳の次女は、まだなにもかもが片言ですが、長女は、年相応に、3カ国語を使い分けて話しています。


———デンマーク語ってすごい難しいですよね?

多胡  はい、私は挨拶くらいしか話せないので、文法は分かりませんが、発音も、なかなか真似できない難しさです。デンマーク人の大人は、ほとんどの方が英語が堪能なので現地でも不自由しないのですが、子どもたちとのコミュニケーションは、やはりデンマーク語が必要です。夏にデンマークに行ったときは、長女が通訳してくれるようになって、助かりました。私もときどき発音の練習をしてみますが、夫に「ちがう」とダメ出しされて、正しい発音を何度聞いても、私の発音とどこが違うのか聞き分けらないのです。子どもの発音は通じるけど、私は通じないの。「どうして?どこが違うの?」と私がパニックになると、「マミー、大丈夫だよ、あってるあってる」と慰めてくれます(笑)

———ダンナさまは育児、家事に協力的ですか?

平均的な北欧出身の旦那様とは違うと思いますが、残念ながら私の夫は子供と一緒に遊ぶことと、ゴミ出ししかしませんねー(苦笑)


———それじゃ日本のダンナと一緒じゃないですか。

そうですね、料理やお掃除は、全くといっていいほど出来ないですね。特に今の仕事は出張が多くて、月の半分近く家にいませんので。



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